[アップデート]Lambdaのメモリ上限が10G、vCPUの上限が6に拡張されました!! #reinvent

[アップデート]Lambdaのメモリ上限が10G、vCPUの上限が6に拡張されました!! #reinvent

Lambdaでメモリが10Gまで利用可能になりました!!
Clock Icon2020.12.02

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

CX事業本部@大阪の岩田です。

タイトルそのままですが、Lambda実行環境で利用できるメモリの上限が10G、vCPUの上限が6に拡張されました!!

これまでとこれから

これまでLambdaのメモリ割当の上限は3008MBがMAXでした。vCPUに関してはメモリ割り当てに比例してクレジットが利用でき、メモリ1792MBの時点で1vCPU分のクレジット、それ以後はさらに多くのクレジットが利用でき最大2vCPU分のクレジットが利用できるという形態でした。このアップデートによってメモリは10GBまで、vCPUは6vCPUまで利用可能になり、これまでLambdaでは実行が難しかったワークロードにも適用可能な範囲が広がりました。

アップデートに伴い、料金形態は以下のようになります。

東京リージョンの場合

メモリ割り当て(MB) 料金(1ms毎)
128 $0.0000000021
512 $0.0000000083
1024 $0.0000000167
1536 $0.0000000250
2048 $0.0000000333
3072 $0.0000000500
4096 $0.0000000667
5120 $0.0000000833
6144 $0.0000001000
7168 $0.0000001167
8192 $0.0000001333
9216 $0.0000001500
10240 $0.0000001667

AWS Lambda Pricing

※ついでに課金単位も100msごとの課金から1msごとの課金に変わっています。

マネコンの表示も新しくなり、10240MBまで指定できるようになっていました。

新しくなったLambdaの設定変更画面

まとめ

Lambdaの利用範囲がさらに広がるアップデートです。リソース上限の制約からLambda上の利用を諦めていた方は、改めてLambdaの利用を検討してみてはいかがでしょうか?

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.