[アップデート]Lambdaのメモリ上限が10G、vCPUの上限が6に拡張されました!! #reinvent
CX事業本部@大阪の岩田です。
タイトルそのままですが、Lambda実行環境で利用できるメモリの上限が10G、vCPUの上限が6に拡張されました!!
これまでとこれから
これまでLambdaのメモリ割当の上限は3008MBがMAXでした。vCPUに関してはメモリ割り当てに比例してクレジットが利用でき、メモリ1792MBの時点で1vCPU分のクレジット、それ以後はさらに多くのクレジットが利用でき最大2vCPU分のクレジットが利用できるという形態でした。このアップデートによってメモリは10GBまで、vCPUは6vCPUまで利用可能になり、これまでLambdaでは実行が難しかったワークロードにも適用可能な範囲が広がりました。
アップデートに伴い、料金形態は以下のようになります。
東京リージョンの場合
メモリ割り当て(MB) | 料金(1ms毎) |
---|---|
128 | $0.0000000021 |
512 | $0.0000000083 |
1024 | $0.0000000167 |
1536 | $0.0000000250 |
2048 | $0.0000000333 |
3072 | $0.0000000500 |
4096 | $0.0000000667 |
5120 | $0.0000000833 |
6144 | $0.0000001000 |
7168 | $0.0000001167 |
8192 | $0.0000001333 |
9216 | $0.0000001500 |
10240 | $0.0000001667 |
※ついでに課金単位も100msごとの課金から1msごとの課金に変わっています。
マネコンの表示も新しくなり、10240MBまで指定できるようになっていました。
まとめ
Lambdaの利用範囲がさらに広がるアップデートです。リソース上限の制約からLambda上の利用を諦めていた方は、改めてLambdaの利用を検討してみてはいかがでしょうか?